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山根かずき&山根かずきバンドの旧ブログ

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大事なことはいつも電車で起きる  

130118朝日のYKB


先日、南武線で武蔵小杉を目指していたときのことです。


2歳くらいの男の子を抱いた若いお母さんが、
電車に乗って来ました。
僕は座席に座っていました。


空席はちらほらとありましたが、
お母さんは座ることなく子どもをあやしていました。


「やだ!」

「やだじゃないでしょ」
「やだ!」

「やだって言わない約束よね」


周りのお客さんの目を気にしつつ、
子どもを諭すお母さん。


「やだ!」←やだしか言わない

「あ、ほら窓の外、あれなにかなぁ」

「やだ!」

「ほらあれ見てみよう」

「やだ!」

「…そんなんだったら、お母さんも今度からやだっていうよ!」


お母さんは、一方的に叱るでもなく、
諦めるでもなく、
子どもと向き合いながらなだめていました。


(いいぞお母さん、がんばってー)
と僕は思っていました。


子どもがぐずるのはしょうがない、
でもそこにちゃんと向き合っててすごいよお母さん。
対話しようとしてる。
僕も子どもが出来たらそうしたいし、
後輩とか、部下(いないけど)にもそうしたい。
周りの目が気になるかもしれないけど、
俺は応援するよー!


そうこうしているうちに次の駅。
お母さんと息子は電車から降りて行きました。
子どもが「やだ」「やだ」言い続けるから降りたのかな?
目的の駅だったのかな?
それはわかりませんが、二人は降りて行き、
僕はじーんとしていました。


そのうち、僕は急に涙が出て来ました。


子どもに目線を合わせるお母さん、えらい。
弱いものの立場になれる強い人、えらい。
僕もそうなりたい。


ってずっと思ってやってきていましたが、
つまり、
それは僕がそうされたかったのだ、と、
そのことに気づきました。


僕が小学校高学年の頃、
お母さんはうちを出て行きました。
その後離婚しました。
離婚、ってすごいです、
上意下達。
権威服従。
親の決定に対して、
小学生の兄妹にはなにもできない。
家族でそのことを話し合う時、
というか、話を聞く時、
僕はずっと下を向いてなにも言えなかった。


どうしてなにも言えなかったかはあまり覚えていませんが、
「さみしい」とか「いやだ」という訴えが
無意味だ、と思ったような気がします。
そっから僕は自分ひとりで生きていこうと思いました。


なにより強い論理に依って、
理屈で自分を支えてやっていけばいい、と思ってました。
正しいことが、正しいのだ。
そう思って歯に衣着せぬ発言を繰り返していたら、
高校のとき、クラスの女子の大半に嫌われるという事件がおきました(笑)
(詳しくは僕に直接聞いてね!)


そんな性格のまま大学に進学。
大学で軽音楽部というサークルに入った僕は、
初めて本格的にコミュニティというものに属することになるのです。


数十人の小さいコミュニティの中で、
「正しいことが、正しい」と
言いたいことを言いまくるということが
どういう自体を引き起こすのか。。
それはこのブログをご覧のみなさまでしたら容易に想像できるでしょう。


衝突。
みんなで暮らしていくには暗黙のルールがある。
空気を読まなきゃいけない。
そういうものに、
19歳の終わり頃ようやく気が付きました。
つまりコミュ障でした。


チームワークに、恋愛に、、
なにもかも失ってボロボロ、
精神的ホームレス状態の僕を
あったかい家にかくまってくれたのがようこさんでした。


そして、救われる。


そうか、誰かに気にかけてもらえるということは、
こんなに居心地の良いことなんだなぁ、と気づきました。


それなら自分も、
同じような人を救いたい。
絶対服従の中で振り回されるような、そんな経験はしてほしくない。
いいチームを作ろう。
いいコミュニティを作ろう。
そうしよう!


と思って、
大学生の終わり頃から今までずっと
「いいチーム」だの、
「いいコミュニティ」だの言ってきました。


誰かを救うんじゃ!
と思ってたけど、
一番救わないといけないのは自分だ!と、
先日、電車の中で気がついて、
涙が止まらなくなったのです。


前に抱えたリュックで顔を隠し、
乗り換えのときは気持ちを切り替えて、
駅についたらトイレで泣いて…


これは、
自分の問題を解決せねば。
なによりまず自分の気持ちを整理せねば。
そう思うに至りました。


今までこの話を人にしたことって、ほとんどありません。
人に話すものですらないと思ってました。
でも人に言えないことがあるってのは、つらい。
言えると、良い。
楽になる。
かも。
と思って自然とブログに書いている。


言えないせいで他人に対して壁をつくってきたことが何度あろうか。
勝手に敵をつくってしまったことも。




ということで、
来週広島に帰ります。
どうやるのかはわからないけども、
なにかしらこの問題を、解決の方に進めたいと思ってます。
14年間くらいずっと凍りついて地中に埋もれていたモノを、
ようやく掘り返して戸棚に整理するというような気持ちです。


誰にも頼れずにいた僕が、
人に堂々と頼れるようになったのは
これまで会ってきた人たちのおかげだ、と
駅のトイレの中でめちゃくちゃ強く思いました。
素敵な仲間たちありがとう!


これからもよろしくお願いします。


山根
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